嬉野武雄観光秘宝館

嬉野武雄観光秘宝館

2013/12/8 追記

2014/3/31に閉館することになったそうです。

2013/11/29 うさこちゃんからメールで情報いただきました。公式サイトでも発表されてますが、残念です。行かれてない方は是非!!!

その前の経緯

2010/03/16 チー坊様からのメール

今年に入り嬉野の秘宝館がついに閉館か!?という噂を聞いたので問い合わせをしてみたのですが、3末で閉館の予定から一転「ファンの皆さん残念がってくれて、たくさん問い合わせの電話をいただいたので、細々とですが続けます!!!」との朗報が。

いい秘宝館だと聞いてはいたもののなかなか行けなかったので、自分もやっと来月行ってこようと思います。今のところあと何ヵ月という区切りをつける気はないようでちょっと安心する反面、さほど長くもないだろうなぁとも…

“たくさんの問い合わせ”とはいかほどでしょう?と尋ねたら「東京やら神戸から14本くらいかしら」と……。こんな個人の声で閉館を考え直してくださったと思うと、小さくてももっと啓蒙活動(?)しなきゃというへんな責任感が出てきました(^^;)

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皆様、情報ありがとうございました。また、営業時間など、訪れた時と変わっていたので修正しました。

佐賀県 嬉野温泉。秘宝館がなければ、きっと行くことはなかった場所に違いない。九州秘宝館めぐりツアーと称した「そねさん」と自分の旅は、福岡空港から地図を頼りに佐賀県の嬉野秘宝館を目指すことから始まった。この旅のポイントはいつもと変わらず、目的場所の詳細が一切わからないというスリリングなものであった。唯一の手がかりは嬉野温泉。

とはいうものの、事前にインターネットで嬉野温泉の観光マップを発見。そこには観光秘宝館というのが警察署の隣りに位置しており、レンタカーにはカーナビも付いていたので、嬉野インターを降りたらすぐに見つかると思っていた。がしかし、たどり着いてみれば警察署の隣りに秘宝館はなかった。こいつはまいったぜ。

嬉野武雄観光秘宝館唯一の手がかりを失ったに近い自分たちは、嬉野温泉街をウロウロすることになる。しかし、温泉街といっても湯煙もなく閑散としている。人に聞こうにも誰も歩いていない。そんな中「ハーレム」と書かれた剥げかけた看板を見つけた。

これに違いない!と行ってみれば、そこには「ソープランド ハーレム」の文字。がっくり。しかもかなり前から営業していない感じ。

もっと温泉街の外れかもしれないと、国道を行けば「GOOD LUCK!嬉野温泉」と書かれた看板に出くわす。「ああ、嬉野温泉から出てしまう」そう思った自分は、再び温泉街へと引き返し、何度も同じ場所をぐるぐるを回る。最終的にはコンビニに入って場所を訪ねることになった。

「秘宝館?嬉野より武雄に近い場所にあるのよ。前の道をずーっと行けば、大きな観音様があるから」コンビニのオバサンは親切に教えてくれた。なんて便利なんだ、コンビニ。開いててよかったコンビニ。どうやらさっき引き返した先にあるらしい。

嬉野武雄観光秘宝館嬉野武雄観光秘宝館行ってみてわかったのだが「嬉野秘宝館」ではなく、正式名称は「嬉野武雄観光秘宝館」なのだった。長い名前だ。嬉野温泉と武雄温泉の間、やや嬉野寄りにある。

秘宝館独特の書体で書かれた看板。「魅惑に満ちた愛のひとときを 大人の遊園地・あなたのラブファンタジー」さらっと読み流すと何でもないが、テレクラのキャッチコピーにも使えそうな文章である。オヤジセンスというか、昭和の匂いプンプン。

そして、観音様。北海道秘宝館の横にあった涙を流す観音様の姉妹版なのだそうだ。北と南の秘宝館つながり。

嬉野武雄観光秘宝館入口横の案内板にはこう書かれている。

「当館は最新のエレクトロニクス技術の粋を集めた大セックスワンダーランドとして開館致しました。エレクトロニクスの最新技術を取り入れた「動き」「音」「光」「映像」をフルに活用し愛性エキゾジムファンタジックなエロティシズムの数々を立体的パノラマチックに表現した魅惑の施設です。特に光輝く宮殿内にくりひろげられる王侯貴族美女たちによるこの世の大セックスパノラマコーナーは日本一の規模と内容を誇っています。」

大セックスワンダーランド。何だそれは。

愛性エキゾジムファンタジックなエロティシズム...。おいおい、一体何語だ。エキゾチックとファンタジックは一緒になりえるものなのか?!と、かなりツッコミを入れたくなるような文章が書かれている。何にしても、これだけ書かれていたらかなり凄いんだろうなというのは想像できる。

この案内によれば開館日は昭和58年12月28日。何とも年の瀬の押し迫った時に開館しており、エレクトロニクスの最新技術というのは、当然ながら昭和58年の最新であって、21世紀となった今ではたぶん大したことないのだろう。しかし、秘宝館は昭和の匂いのするしょぼい感じが最高なのだ。エレクトロニクスが故障していなければそれでいい。

ところで、特筆すべきことはこの秘宝館の総工事費が5億円であり、展示品総額が2億円であることだ。昭和58年当時だから、かなりの冒険であったに違いない。入る前からもの凄く興味をそそる秘宝館。大人でよかった。これが18歳未満だと、もんもんとしたまま帰らねばならない。そんな訳で、そねさんと自分は館内へ。(館内へは下の青いボタンを押してください。)

尚、ここから先は18歳未満の方、エッチな話題が苦手な方はご遠慮ください。

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