よこはま動物園 ズーラシア

ズーラシア

よこはま動物園 ズーラシア

ワシントン条約のレッドデータブックに絶滅危機種として登録されている幻の動物「オカピ」。

オカピの存在を知ったのは、日本一のダメスポット密集地・伊豆にある「アニマル邸江戸屋」だった。傷んだ剥製が乱立する中、オカピだけは額に入れられた写真だった。剥製でさえ見ることの出来なかった動物は、自分の頭の中にずーっとこびり付いて離れなかった。

ところが、その幻の動物の生きた姿を見ることができる場所が、なーんと日本にあったのである。それが「よこはま動物園ズーラシア」である。生きたオカピが見られる!!神奈川県スゴイ!

試しに神奈川県人のTさんに「ズーラシアって知ってる?」と聞いてみると、ちゃんとズーラシアを知っていた。恐るべし神奈川県人。

ズーラシアよこはま動物園ズーラシアの母胎は財団法人だ。そのためか、入園料は600円と安い。

1999年4月に第1次開園ということで新しく、まだまだ拡張中で全部開園すると日本最大級の動物園になるそうだ。
ズーラシアという名前は、動物園のzooとユーラシアeurasiaの合成語で、市民公募で選ばれたもの。大抵こういう公募は冒険したネーミングは避けられ、とってもダサイ名称に決まることが多いが、なかなかどうしていい感じである。

中に入ると、ナゾの着ぐるみが子供と一緒の写真撮影に応じていた。ちょっとゆるいキャラクターだが、たぶん羊だと思われる。園内は○ィズニーランドのアドベンチャーランドがどこまでも続いているような感じで、かなりキレイだ。

アジアの熱帯林、亜寒帯の森、オセアニアの草原、中央アジアの高地、日本の山里、アマゾンの密林という6つのゾーンで構成されていて、全部見て回って2時間半ぐらいかかった。

ズーラシアズーラシア最初にいたのはゾウ。ちゃんと生きたインドゾウがいたのに、何故か撮ったのは作り物のゾウ。

そして右は、生きてるマレーバク。珍しいサルもたくさんいたのに、何故か撮ったのはバク。

今から思うと、ダメスポットに慣れていると、普通の写真が撮れないのかもしれない。

ズーラシアズーラシアオカピ以外にも絶滅危機種の動物を、ここでは見ることができる。その一つがインドライオン。アジア最後のライオンと言われるインドライオンは、皮膚がたるんでいる。

動物観察スポットには、ご覧のように見て触って学べる解説があったりする。本物のライオンを撮らずに、またしても作り物を撮影してきた自分。なんだか頭が悪いような気がしてきた。

レッサーパンダ

レッサーパンダ
寒いのもあって小屋の中で動かずにじっとしていた。バナナワニ園にもいたが、文句なしにカワイイ。

カンガルー

セスジキノボリカンガルー
名前の通り背中にスジがある。顔が写っていないが、実はとってもブサイク。隣にいた子供はブタ!と騒いでいた。

ハクビシン

ハクビシン
係りの人がエサを置いたら小屋から出てきた。畑を荒らしに神奈川県内には多く出没しているらしい。

さらに続きを見る