2001/02/05　ふみっこ様よりこんなメールをいただきました。
秘宝館ではないんですが、新宿の花園神社にはでっかいちんちんがまつってあります。 メインの鳥居から入って、右手にちっちゃい鳥居があります。それを後ろから覗くと、上の方にどかーんと飾ってあります。御利益ありますよ。お祈りしたら、彼氏できました。」

神社にはこういった生殖器をかたどったモノが祀ってあることが結構あって、その代表的なのは愛知県小牧市の田縣神社。しかしながら、田縣神社のように大々的に祭りをするところは別として、不夜城新宿の神社にひっそりと鎮座ましますっていうのが、なんとも言えず･･･。

ということで、メールをいただいてから二度ほど花園神社に足を運び、一度目は夜で暗くて何が何だかわからず、二度目にしてやっと念願のちんこを発見。しかーし、カメラを忘れていたので、2002年の正月はカメラ持って初詣。

が、正月はあっけないくらいに静かで露店もなくて、お参りしているホスト多し！さすが歌舞伎町。それよりも、正月早々にデジカメ持参で人混みの中、ちんこを撮影しようとしている自分は傍目に怪しい。根性なしの自分は人目を避けるように、再度平日の昼間に訪れたのであった。

神社に祀ってあるちんこを探して合計４回の参拝。頭は大丈夫です。
で、左が花園神社の本殿（というのか？）。花園神社は戦争や震災で何度も焼けて建て直しているらしいので、比較的新しくて綺麗。

メールにあった情報通り、メインの鳥居から入って右手にずらーっと並んだ鳥居。この一番奥に「威徳稲荷大明神」と書かれたお稲荷さんがある。

最初に来た時は夜なのもあってよくわからず、二度目に訪れた時はちょうど酉の市の合間で、周りには屋台がぎっしりだったのですが、なんとか見つけた次第。

ここのずらーっと並んだ鳥居も、メインの鳥居からだったらすぐわかる。
というのも花園神社、結構広い敷地で入れる場所が3箇所ある。
メインは明治通り沿い。もう一つは靖国通り沿い。最後は本殿（でいいのか？）の裏にある細い路地に面した、ゴールデン街の飲み屋の看板も見えるようなところで、これは裏門らしい。

そしてお稲荷さんの鳥居を見上げれば、ありました光る木彫りの男根。お参りしてよくよく見たら、お子さまが欲しい人がお参りする神社。だからこういったものが飾ってあると思われる。

裏側にまわってみると石でできたちんこもある。写真を撮っていると、境内に座って休んでいる人の不信に思う視線が痛い･･･。

しかし、あまり気にせずに鳥居の下にあった石に乗って、よく磨かれた木彫りのちんこに触ってみる。こういうのって、いったい誰がどこで作っているんでしょうねー。需要はあるんだろか。

また、メインの鳥居から右奥へ目をやるともう一つ神社がある。その名も「芸能浅間神社」。芸能というだけあって、奉納者の名前には現在も芸能界で活躍する方のお名前がちらほら。ここの鳥居の右側には「圭子の夢は夜ひらく」と、今や宇多田ヒカルさんの母としてのが有名になってしまった藤圭子さんの有名な歌の歌碑が。

デビューして新宿を拠点に活動していたということで、たぶんゴールデン街も近いこの花園神社の中に歌碑があるんじゃないでしょうか。詳しくは調べていないのでよくわかりませんけど。

歌舞伎町をバックに控え、都会の喧噪を見守りながらウン百年。たくましく素晴らしい神社でありました。